お子さんやご家族の不安に少しでも対応できるようなクリニックを目指しています。

「こども」のことなら何でも相談していただけるクリニック

リバティこどもクリニック

〒427-0037 静岡県島田市河原1-4-34

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0547-39-4152

院長 伊東充宏

院長を中心としたブログです。
クリニックの日々の活動や、最近の流行病、ちょっとした思いや考えなど、不定期にはなるかと思いますが思いつくままに少しずつ掲載できればと考えております。
気楽に見ていただければ幸いです。

4月からの体制について

4月から新たに医師が増えることとなりましたので、ご紹介いたします。
2021年3月末まで、こども病院で勤務されていた先生です。

医師名:中澤祐介(小児科、新生児科)
勤務曜日:木曜日
経歴:2001年宮崎医科大学卒業
    2001年 トヨタ記念病院小児科・新生児科
    2004年 鹿児島市立病院新生児科
    2010年 静岡県立こども病院新生児科

資格等:日本周産期新生児医学会 新生児専門医
  日本小児科学会認定専門医・指導医

よろしくお願いいたします。

 

コロナが怖い

今回のこの騒ぎ…不安でたまりませんよね…
心の変調をきたしているこども達も少なくないと言われています。
伊東も考え始めると、どうにかなってしまいそうですが、伊東も以下のサイトを見て、少し落ち着いた気がします。
ただし、日赤のYoutubeでは、パソコンやスマホが悪者にされていますが、テレビや新聞の方が、不安を煽っている気がしますけどね…

【弘前大学神経精神医学講座】 「こころの健康に関するパンフレット」http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~psychiat/pdf/kokoronokenkounotameni_pamphlet20200417.pdf

(ファイルサイズが4MBあります。)

【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」
https://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4&feature=youtu.be

 

新型コロナウイルスについて

全国に非常事態宣言が発令され、静岡県内でも経路不明な感染者が見つかるようになりました。
皆さんも本当に不安な心境で暮らしていらっしゃると思います。


様々な情報はありますが、何が真実で何がフェイクなのか、わからなくなっています。
ただ海外の情報などから現時点で間違いないことは、次のことだと思います。
    急激にたくさんの感染者数が増えること
    非常に重篤な方がいる一方で、無症状な方も多いこと
    重篤になるのは、高齢者や基礎疾患をお持ちの方が多いこと
  (若い方が重篤化するとニュースとしてクローズアップされていますが、医療崩壊さえ防ぐことができれば、確率的には低いと思います)
  (患者さんの数がこれだけ増えているのですから、例外ケースが出てくるのは当然です)
  (もちろん、この件については、今後の経過をみなければ、最終判断はできません)
    医療崩壊だけは、絶対にヤバいこと

こども達はたくさんのウイルスを経験し(風邪をひき)、ウイルスとの戦い方を学んで大人になり、風邪をひかなくなります。
新型コロナウイルスは、「新型」なので、すべての人が未経験なので、大人も含めてたくさんの方が感染しています。
一気に大量の患者さんが発生すると簡単に医療崩壊につながります。
新型コロナウイルス感染を防ぐ薬やワクチンは、まだありませんので可能な限りの予防を行うことが大切です。
マスクを過信せず、手洗い・うがい等をしっかりやりましょう。
可能な限り、3密(密閉・密集・密接)を防ぎましょう。
感染を防ぐ生活をわかりやすく解説したパンフレットをクリニックでお配りしています。

考えれば考えるほど、不安になると思います。伊東もそうです。
ディズニーランド休園、各種イベントの中止、クリニックでの車内診療等、今までは考えもしなかった世界が現実になっています。
外出や遊びが制限され、うんざりした日々がこれからも続くでしょう。
でも、こんな時だからこそ、楽しく日常生活を過ごすことが非常に大切です。
前向きに考えて、3密を避けながら、今までできなかったことや新しいことにチャレンジする機会と考えましょう。
伊東もこの機会にHPの記事を充実させていきたいと思います。
リバティこどもクリニックでは、ご家族同士の接触を最低限にするべく、車内での診察を基本とさせていただきます。
会計もスタッフが車での対応を行っています。
プレイコーナーを楽しみにしているお子さん達には申し訳ないのですが、しばらくの間、我慢していただくことにしました。
徒歩などで来院された方や必要な方には、診察室での対応とさせていただくこともありますので、ご理解をお願いします。
プライバシー等、いろいろな問題があることは承知していますが、「3密」を防ぐには一番効果的と考えています。
雨天の場合などには、車内で待機していただき、診察室ごとに呼び出しとさせていただいています。
この場合、待ち時間が長くなってしまう事をご理解ください。

伊東自身も未経験で情報不足で何が正解なのか、わからない事態です。
今後、対応変更の可能性があることもご理解ください。
よろしくお願いいたします。

感染対策について

リバティこどもクリニックでは、ご家族同士の接触を最低限にするべく、車内での診察
を基本とさせていただきます。会計もスタッフが車での対応を行っています。
プレイコーナーを楽しみにしているお子さん達には申し訳ないのですが、しばらくの間
、我慢していただくことにしました。
徒歩などで来院された方や必要な方には、診察室での対応とさせていただくこともあり
ますので、ご理解をお願いします。
プライバシー等、いろいろな問題があることは承知していますが、「3密」を防ぐには
一番効果的と考えています。
雨天の場合などには、車内で待機していただき、診察室ごとに呼び出しとさせていただ
いています。この場合、待ち時間が長くなってしまう事をご理解ください。
伊東自身も未経験で情報不足で何が正解なのか、わからない事態です。
今後、対応変更の可能性があることもご理解ください。

開院4周年を迎えました!

リバティこどもクリニックは、4周年になりました。
一人一人のスタッフや薬局、関係するすべての業者様、そして何よりも来院されている多くの患者様、ご家族に支えられて、ここまで来ることができました。
改めて、お礼を申し上げます。
 

昨年から木村先生のお手伝いを頂くようになり、ほぼ2診体制になりました。(ブログにも掲載しておりますので、ご覧ください)
木村先生は、静岡県立こども病院で免疫アレルギー科の科長として静岡県の小児アレルギー、感染の分野をけん引されていた先生です。
私自身も以前から様々なご指導を受けてきました。
木村先生が加わってくださったことにより、診察待ち時間が短くなっただけでなく、より専門的なアレルギー診療を提供できるようになったと思います。
 

在宅訪問診療の数も増えてきました。
少しずつですが、時間と身体の制約もあり、工夫しながら増やして行こうと考えています。
地域には、たくさんの重症の子どもたちが暮らしています。
その子たちが、たくさんの困りごとを抱えていていることが、少しずつ見えてきました。
まだまだ時間はかかると思いますが、何かお手伝いできることを探し始めています。
ご協力をお願いすることもあると思いますので、その際はよろしくお願いします。

新生児蘇生法講習会も順調に継続しています。
2019年の受講者数は、167名(Aコース 71名 Sコース 96名)でした。
ほぼ毎回が定員いっぱいになっており、受講生は県内よりも、遠くは北海道までの他県の方々が多く参加されています。
日本中から求められている講習会と自画自賛しています(笑)
これも多くのスタッフに支えられて、ようやく継続しています。
今後も少しずつでも継続していきたいと考えています。
これからもご協力をお願いいたします。

さて、最後になりますが、いよいよ今年は病児保育室「え~ら」が始まります。
「え~ら」とは、地域の方言で、「いいんじゃない」「いいでしょう」くらいの意味です。
まだ実感がわかないというのも確かですが、クリニックの裏には大きな建物が日に日に出来上がっています。
病気や怪我で保育園、幼稚園、学校に行けないお子様をお預かりする施設です。
開院前から感じていたことではありますが、お子さんの急な発熱をはじめとする病気で、ご家族は本当に困っていらっしゃいます。
そんなご家族の助けになれば…という想いで開設させていただきます。
当初は慣れないこともあり、いろいろご迷惑をおかけすることも多いと思いますが、よろしくお願いいたします。

最後に改めまして、今年もリバティこどもクリニック、病児保育室「え~ら」、医療法人リバティをよろしくお願いします。

第6回

5月からの体制について

今までの木曜・金曜に加え、5月から新たに医師が増えることとなりましたので、ご紹介いたします。
小児アレルギーにおいては、教えていただくことも多く、県内でも長く引っ張ってこられた先生です。

医師名:木村光明(小児科、アレルギー科)
勤務曜日:月曜日、火曜日
経歴:京都大学医学部助手
 
   静岡県予防接種センター長
 
   静岡県立こども病院 免疫アレルギー科科長
 
   静岡県立こども病院 内科系診療部長
資格等:京都大学医学博士
   日本アレルギー学会認定専門医・指導医
  日本小児科学会認定専門医・指導医

アレルギーの患者様は、木村先生に診ていただくことも出てくるかと思います。
また、水曜・土曜以外は2診体制となりますので、余裕がある診察が行える予定です。
よろしくお願いいたします。

第5回

病児保育研究大会

大会風景

7/1516に、香川県高松市で開催された第28回病児保育研究大会に参加してきました。
病児保育に関する様々な知識を得ることができました。
病児保育とは、発熱や下痢で保育園に行けないお子さんを一時的にお預かりする事です。
東京、大阪等の大都会だけでなく、地方でも一部の地域では、かなり普及しつつあります。
「こどもと家族に寄り添う」事を目指しているリバティこどもクリニックでも病児保育事業を開始したいと思っています。
開院前から始めたいと思っていた事業の一つです。

でも、知れば知るほど、大変そうです。
何しろ伊東(院長)には、保育の経験がまったくありません。
でも、お子さんの急な発病に困っているご家族の手助けするために、何とか始めたいと思っています。
病児保育に関心がある方、大募集です。
一緒に病児保育を創りましょう!

第4回

4月からの体制について

気がつけば、桜祭りも終わり、いよいよ新学期、新入学の季節になりました。
当院でも4月からは応援の医師が増えます。 (医師以外のスタッフは季節に関わりなく、少しずつ増えています)
これで毎週木曜日、金曜日は伊東を含めて二人の医師で診療を担当することになります。
比較的余裕を持って診療できますので、夜尿やヘルニアなどの比較的急がない相談は木曜日・金曜日をお勧めします。
応援の医師は、東京大学と名古屋大学の小児外科の先生方です。
外科的な疾患は得意ですが、小児内科的疾患には慣れていない点もあります。
必要に応じて、伊東と相談しながらの診療になることもありますので、ご了解ください。

第3回

志太榛原地域重症心身障害児者支援専門部会 公開ネットワーク会議

講演風景

1123日に上記の会議に出席してきました。
なが~い名前ですが、志太榛原地域で重症障害児者のご家族とその方々に関わる福祉関係者、医療関係者が集まって、困っていることを「ざっくばらんに話し合う」、そんな集まりでした。
伊東は在宅医療ケアを要している障害児者の方々への訪問診療(本当に少数ですが…)を行っている立場として出席しました。
いろいろな立場で頑張っていらっしゃる方々の活動や想いに具体的に接することができ、いい経験をすることができました。
まだまだ微力ですが、今後も障害児者の方々へのお手伝いを続けていきたいと思います。

第2回

ざっくり風邪の話≪こどもは何で風邪を繰り返すの?≫

「風邪」と言っても大雑把ですが、ここでは発熱や咳、鼻汁、下痢等の原因となるような「一般的なウイルス感染」としておきます。
産まれたばかりの赤ちゃんは、ウイルスとの戦い方を「まったく」知りません。
あまりにも無防備なので、生まれる前に「抗体」という武器を、お母さんからもらって生まれてきます。
但しこれの有効期限は数か月です。
これを過ぎると、本格的なウイルスとの戦いが始まります。

大人は、これまでの経験から、ほとんどのウイルスとの戦い方を学んでいます。
大人のからだにも子供と同じようにウイルスが侵入してきますが、これまでのデータを基にした有効な防衛作戦が速やかに始まります。
その為、大人の場合には、ほとんどのウイルスの侵入は症状が出る前に阻止され、症状が出ても、こどもの様に高熱になることは、めったにありません
一方で、大人であっても、侵入してきたウイルスが初対面だと、こどもと同様に高熱をはじめとする派手な症状がでることになります。
そんなウイルスの代表が、毎年のように変装を繰り返すインフルエンザウイルスです。

こどもは、ほとんどのウイルスと初対面です。
ほとんどのウイルスとの戦いは、自力で乗り越えることができますが、初めての戦いなので、どうしても派手な戦いになります。
熱が出て、咳や鼻水も盛大に出ます。
しかも敵の種類が無数です。
1つ勝利を収めても、すぐに次の戦いが始まります。
一通りのウイルスとの戦いを経験するまで、派手な戦いが繰り返されます。
だから、こどもは毎週のように風邪を引き、熱を出すことになります。

「子供は風邪を引く生き物です」
「風邪を繰り返して強くなるんです」

第1回(10/5)

ざっくり発熱の話≪解熱剤のこと≫

お子さんが熱を出すと、本当に心配になりますよね。
でも人間の体は、ウイルスや細菌と戦うために体温をわざと上げているんです。
だから体温計の数字だけを見て解熱剤を使う必要はありません。
 
もちろん、病気の時、熱のある時の子どもは、元気がなくなります。
それは、いつも遊ぶために使うエネルギーを病気と戦うために使っているからです。
熱のある時は、いつもより元気が無くても、それは当たり前で、正しいのです。
 
この時に大事なことは、脱水、お水が足りているのか否かです。
自分でお話をして、飲んでくれている間は大丈夫です。
飲む量が減った時のポイントは、目つきはしっかりしているか?
おしっこは出ているか?(いつもより濃くなりますが…)
唇の乾燥具合は?
この辺をよく見てあげてください。
 
このタイミングで解熱剤を使ってあげることは良いかもしれません。
また、高熱が不快で機嫌が悪く、眠れないようでしたら、解熱剤を使ってよく眠らせてあげることもいいと思います。
 
「落ちついて、体温計よりもこどもを見てください」
「解熱剤で熱が下がって遊んじゃうくらいなら、多少の熱でもふうふう言いながら、おとなしくしていた方が、病気との正しい戦い方だと思います」